手持ちするボストンバッグの上品なスタイルと、肩掛けするショルダーバッグの軽快なスタイルを融合させ、さらなる使いやすさを引き出しているボストンショルダーバッグ。前面と背面のデザインを統一させることで、バッグの表裏を決めつけない、使い勝手の良さも魅力になっています。上面に採用しているYKK最高峰のエクセラWファスナーにおいても、1つの引き手金具を自分の好きな左右の位置にして、表裏に関係なく使いこなすことが可能。ショルダーベルトを使用するときも、ボディの前面・背面を気にすることなく、左右どちらの肩でも自由に掛けることができます。
18mmの細さながら肉厚がしっかりしたハンドルは、取り付けられている上面を緩やかなアーチ状に膨らませることで、持ちやすい快適さも追求。また、ボディ上部を底面の横幅よりも長く設計することで、ファスナーを大きく開けられるとともに、ショルダースタイルのときには、その上部が柔軟に下へとたわむように芯使いを工夫しています。
ショルダーベルトを取り付けるマチ上部の真鍮金具は、ベルトを外しているときでも控えめなアクセントになり、そのベースになるレザーパーツを縦長の形状にすることで、洒落感とともに自立を支えることも両立。肩掛けのときに意外と見えてしまう底面は、しっかりとした底芯を用いながら、フレーム状にパイピングを施す構造にして、歪まないシルエットと見た目の美しさを兼ね備えさせています。